ローン審査通過のポイント

不動産投資には、空き室や家賃滞納といったリスクがつきものです。
何らかのリスクが生じてオーナーが賃料収入を得られなくなるということは、収益用不動産の購入のために組んだ不動産投資ローンの返済も苦しくなってしまうということ。
つまり貸し倒れのリスクが高くなるわけですから、不動産投資ローンは審査基準も厳しめに設定されがちです。
住宅ローンの審査では、個人の年収や勤続年数、金融事故の有無といった情報です。
不動産投資ローンはこの属性に加えて、さらに購入しようとしている物件のエリアや築年数、家賃設定といった情報や、物件の売買履歴なども審査対象としてじっくり精査されます。
資金を借りて物件を購入し、収益を得なければならないため、金融機関も収益性の高い物件でないと購入資金は援助できないのです。
金融機関によっては物件の収益性に対する審査基準が異なりますが、不動産投資ローンを組むためにはオーナーの年収が700万円以上はあることと、雇用形態や健康状態、金融事故の有無が安定していることが最低条件となるでしょう。
購入物件の特徴も、アクセス性や周辺環境の充実性、建物構造の安全性や新耐震基準を満たしているかなど、金融機関を安心させられる材料が揃っているかよく確認しましょう。

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